優秀な人材が勝手に集まる求人プロセス設計士
砂川 勝之
優秀な人材が集まる求人の仕組みを作る専門家。特に、事業は好調でもっと伸びる余地があるのに、人材不足で伸び悩んでいる社長や、業績好調な会社がそれを維持するための人材獲得をサポートしている。
1か月で10人が退職し、事業が運営できないと悩んでいた、とある会社の求人に携わり10人の人材を獲得したり、人材不足が深刻といわれる介護業界のある施設の副社長から、年間3億かかる派遣の人件費をどうにかしたいと相談されるなどの実績がある。
求人情報サイトや人材紹介などに頼らずに、成長志向で会社のビジョンに共感する人材が集まる仕組みを、動画や独自の採用サイトなどを使って構築。「経常利益に大きく貢献した」と喜びの声もいただいている。
砂川の起業ストーリー
リハビリの国家資格を取得後、病院や介護施設で高齢者のリハビリに従事。やりがいはあるものの、どんなに頑張っても給料は毎年数千円単位でしか上がらず、「このままで本当に大丈夫なのだろうか…」と不安に思うように。
そんな時、メールボックスに届いた1通のビジネス系メールマガジン読み、文章で集客やマーケティングを行う「セールスコピーライター」という職業があることを知る。
どんな言葉を伝えると商品が売れるのか、人が集まるのか、知れば知るほど、その面白さにのめりこみ、「自分もセールスコピーライターになりたい」と思うように。その後、ダイレクトレスポンスマーケティング企業のコピーライターの認定試験を受けて、無事合格。
これで念願のコピーライターとして食っていけると思いきや…
なかなかクライアントを獲得することができずに、悶々とした日々を送る。教材や講座にかけたお金は300万円以上。自分が嫌になると同時に、受けきれないほどのクライアントを獲得している他のライターを見てうらやましくなり、自信をなくす。
求人という仕事との出会い
そんな日が続いたある日、自身が働く職場の人材不足が深刻で、既存のスタッフが業務量の多さに疲弊していることを知る。上司から「半年間、求人を出しても人が来ない」と聞き、「もしかしたら、求人にもコピーライターのスキルが応用できるのでは?」と考え、求人を書かせてくれないかと上司に直談判。
求人広告を作ってみると、見事に1週間で3名の問い合わせや応募を獲得。自分のやった結果がダイレクトに返ってくることに面白さを実感。ハローワークやindeed、地元の求人誌などの求人も手がけ、4日で9人からの反響を獲得したり、求人広告代理店から、反響が出る求人の書き方をと尋ねられたりするように。
同僚が横領で逮捕される…
そんなある日、職場の従業員が横領事件を起こし、逮捕される事件が発生。県内ニュースで報道され、「ニュースが出たからもうこの職場では働けない」と、1か月で10人が退職するという事態に。これでは事業が運営できないため、人材確保が急務となる。
また、お客様への謝罪や説明など、スタッフの業務量が増大。夜遅くまで残業し、トラブルを起こした人間の火消しにまわるスタッフの姿をみて、「人材が悪いと、そこで働く人たちが不幸になる」と強く思うように。それから、1か月間、求人広告や人材紹介などを利用し、10人を集めることに成功。その成果が認められ、従業員1000人以上の中から、その年の最優秀社員に選ばれる。
求人で幸せな会社を増やしたいと思い活動
現在はその経験を活かし、人材不足、特に優秀な人材不足で悩んでいる会社に、ビジョンに共感し成長志向な人材が集まる求人の仕組みを提供。「優秀な人材で会社を強くし、日本を元気にする」をモットーに活動。「経常利益に大きく貢献した」と喜びの声もいただいている。
実績
- 半年間、求人出しても応募0の介護施設の求人を手掛け、7日で3人の応募・問い合わせを獲得
- 夜勤専門の介護スタッフ求人を作成し、4日で9人からの応募・問い合わせ獲得
- 21日間で9人の介護スタッフの応募・問い合わせ獲得
- 5,000部の求人チラシをまき、狙っていた子持ちのママさんから応募をもらい、無事採用
- 出すたびに、1~2人の応募があるハローワークの求人票を作成
- 地元求人誌に自社の求人広告を掲載し、結果の出た求人広告を集めてテンプレート化
- 求人活動の功績が認められ、従業員が1,000人以上いる会社で年間最優秀社員に4年で2度選ばれる